トレッキング(山歩き)の楽しさを説明するなら、脱日常と自然への回帰。巡礼者や修行僧がそうしたように、一歩ずつ歩みを進めることで、他に替え難い満足感が得られるところも、魅力だと言えますね。

トレッキングポールは、足場の悪いトレッキングで役立つツール。

素早く長さ調節可能で、超軽量なカーボンファイバー製のトレッキングポール「LTP」は、machi-yaでプロジェクトが公開されている要注目のプロダクトです。

しっかりした作りのトレッキングポール

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Image: 田中宏和

石の多いガレ場や、枯れ葉で滑りやすい斜面は、ケガのリスクがある難所。最悪の場合、遭難すらあり得るので、慎重に歩みを進める必要があります。

トレッキングポールは、歩を進めるごとに状況が変化していく山道を安全に、快適に歩くために使うもの。

それだけ頑丈に作られている必要がありますが、重量があると疲労が増してしまうので、軽さも求められます

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Photo: 田中宏和

「LTP」は、軽量かつ頑丈な素材として、レーシングカーやゴルフクラブ、自転車のフレームなどに利用されるカーボンファイバーを採用。

約165gの超軽量設計でありながら、安心して体重を預けることができる作りになっています。

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EVAフォーム製のグリップも、軽量化に貢献しつつ、握りやすいフィット感を実現してくれるもの。

力をかけやすいグリップ形状も、ストラップと併用することで握力の消耗を相当に抑えてくれます。

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Photo: 田中宏和

長さ調整の機構も、信頼感の高いもの。

インナーシャフトとアウターシャフトを反対方向に捻じることでロックを掛けるタイプの場合、非力な人が使うと徐々に緩んでしまう可能性がありますが、「LTP」のロックはクランプ式。

調整ツマミで適正な締付強度に設定しておけば、ロックした後で緩んでくる可能性は相当に低いと思います。

地面に合わせて選べる先端

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Photo: 田中宏和

「LTP」の先端は、高硬度のタングステン素材

石を突いたときの喰い付きもシッカリしており、信頼感があります。

また、植物に傷をつけないためのゴムカバーや、雪山で使うためのバスケットも付属。状況に合わせて使い分けることも可能になっています。

四足歩行のように安定して歩ける

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Photo: 田中宏和

お借りしたサンプルは1本だけでしたので、今回の試用はシングルで行いましたが、ダブルで使えばさらに安定感を増すことができます。

二足歩行の不安定さを補い、四足歩行のように歩くことが可能になるので、足腰の疲労軽減にも役立てることができます。

アルミ製など、少し重めのポールを使っている人から、初めてポールを使ってみようと考えている人まで、ぜひチェックしておいて欲しい良コスパモデルに仕上げられています。

まずは、以下のリンク先で、詳細を確認してみていただければ。

>> 自在に調節可能な長さで、超軽量なカーボンファイバー製のトレッキングポール

Photo: 田中宏和

Source: machi-ya